苫米地英人博士の言葉
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【西洋では音楽は神が作ったものと考えからキリスト教と密接に絡み合って変化してきた。】
その流れを苫米地英人博士の解説が下記と通りです。
#617
【音楽ではなく、教義的な理由で平均律は選択したことで音楽は大きく変わった。】
と、苫米地英人博士です。次ように解説されます。
『音階にもさまざま種類があります。しかも、これら音階はキリスト教と密接に絡み合いながら変化してきました。
当初、布教目的のために積極的に使用されていた音楽は神を称えるため美しさ、神々しさを求められました。
その目的にかなったのがピタゴラス音階です。メロディーの美しさでいえば、純正律をしのぐほどで、単旋律の聖歌はピタゴラス音階によってひとつの完全を見ます。
それが教会旋法となり、ヨーロッパの人々を魅力し、ローマ教会の権威を押し上げるのに一役も二役も買うことになりました。
この後、最高の協和音を持つ純正律が登場し、2000年以上にわたって採用してきたローマ教会も純正律を採用します。
天使の歌声と称される合唱の響き、そして大聖堂の残響効果が純正律のよさを引き出し、聴衆の脳は純正律の響きによって容易に変形意識状態となり、神をみるのです。
音楽の持つ力、響きが持つ魔性の力のようならものを教会は十二分に活用し、布教活動を進めていきました。
そして、ローマ教会の権威がヨーロッパ全域に広がった時に登場したのが平均律でした。
平均律は転調がしやすいという以外のメリットはほとんどありません。
音はくるっており、和音も濁っています。音の選択にうるさかった教会がなぜ、このような音階を選んだのかと言えば、やはり神が理由でした。
神の完璧性、全能性を音であらわすことが目的だったのです。音楽性ではなく、教義的な理由で平均律は選択されました。
この瞬間、音楽は大きく変わってしまったのです。』
苫米地英人博士です。
#616
【多くの人が平均律の弊害についての知識をもっていない。】
と、苫米地英人博士です。次ように解説されます。
『平均律のすべてが悪いわけではありません。転調が容易にできることによって、曲のバリエーションが増えたことは間違いありません
ホップ•ミュージックでは小室哲也氏に代表されるようにAメロ、Bメロ、サビと転調を繰り返すような手法が使われますが、サビで転調して曲のメリハリをつけることが簡単にできるようになったのは平均律のお蔭です。
ただし、問題は多くの人が平均律の弊害についての知識をもっていないことなのです。
ピアノの音は人間が聴いて美しい音が出ていない。和音も協和していないということを知っているのと知らないのとでは雲泥の差です。
しかも、それじゃただの知識という意味だけでなく、聴覚の発達、脳の発達にも大きく関わってきます。』
苫米地英人博士です。
#615
【平均律で調律されたピアノが発明されたことで、すべての音が狂ってしまった。】
と、苫米地英人博士です。次ように解説されている。
『ピアノのドミソの和音がくるっている答えは宗教です。キリスト教が布教の一環として音楽を選び、音階として平均律を採用したことが原因でした。
さらにピアノという楽器が発明されたことも大きいでしょう。平均律で調律されたピアノは、転調が用意で、とても使い勝手のいい楽器となっています。
しかし、その結果すべての音が狂ってしまったのです。その顕著な事例が黒鍵です。
鍵盤上ではド#としてｂは異名同音だと思っています。しかし、この2音は本来まったく違った音です。
平均律では全音と半音の間はすべて１００セントと均等に分けられています。
しかし、これがまさに無理やり音を均一化したことの証で、ピタゴラス音階では全音同市の音階では全音同市の間隔が204セントですが、全音と半音の音程間は102セントではありません。
音の響きにこだわった場合、#とbは異名同音なのです。しかし、弾きやすさ、ピアノの製造のしやすさ、調律のしやすさなどが音の響きをよりも優先された結果、#とbが同じキーとなる現在のピアノになったのです。
平均律は、神の世界の可能性を象徴するには善なのかもしれませんが、音楽を愛するものにとっては悪魔の誘いがあるのです。』
と、苫米地英人博士です。
#614
【メルセンヌにとっての世界は、すでに神によって完璧に作らており、神秘性などなく、数学的な法則によってすべてが整合している世界。】
だと、苫米地英人博士です。次のように解説されます。
『平均律を作ったメルセンヌは音楽家ではありません。物理学者であり、哲学者であり、数字者であり神学者でした。
イエズス会が作った教育機関で学び、ミニム会の修道士となって終生パリの僧院で過ごしたといわれています。
そんな彼にとって音楽はやはり神が作った完璧な世界を表現するものでした。
しかし、メルセンヌはこれまでのローマ教会的な考えとは違う機械論の支持者でした。親交の深かったデカルトの影響もあり、自然界に神秘的なものなど何もない機械のようなものだという考えを持っていました。
心のない動物など機械と同じというわけです。また、事実上、霊魂も否定していました。
しかし、キリスト教にとって霊魂は中心的な教義です。
機械論はその霊魂を否定しているのですから、修道士としての整合性が成り立たない上、教会的にも許されることでないように思えます。
ところがメルセンヌにとっても教会にとっても、機械論は何の問題もありませんでした。
なぜなら異教徒が信じる神、要は自然崇拝や神秘主義を駆使するための道具になるからです。
メルセンヌにとっての世界は、すでに神によって完璧に作らており、神秘性などなどなく、数学的な法則によってすべてが整合している世界でした。
ゆえに人間は運命のまま生きていればよく、神の全能性を100%信頼し、100%神に依存して生きていけばいいのです。
そんな世界において、人間がより美しい響きを求めて、さまざまな音階を作るのは禺の骨頂。
数学的に美しい均一的な音階を受け入れることこそが人として正しい道。
平均律はそういう考えのもとに作られた音階であり、ローマ教会がそれを受け入れるのも当然でした。
また、メルセンヌの発信力も大きかったようで、彼は地動説を唱えるたガリレオ•ガリレオの擁護者でありながら、教会から何のお咎めも受けてはいません。
17世紀はガリレオに象徴されるように自然科学が勃興した時代でした。そんな背景の中で平均律の無機質性 、均一性は時代感覚ともマッチしたのです。』
と、苫米地英人博士です。
#613
【平均律は音楽家たちにはとても評判が悪いものであり、音楽的にも誉められる代物でなかった。】
と、苫米地英人博士です。次のように解説されます。
『2000年にわたって使っていたピタゴラス音階を捨ててまで採用した純正律ですが、この音階が主役の座についていたのはわずか200年間ほどでした。
1636年マラン•メルセンヌによって平均律が発明されると、教会はあっさり、主役の座を平均律とすげ替えてしまいました。
（非) 純正律音楽研究会主催の玉木氏によると平均律とは「今のピアノやオルガン、ギターシンセサイザー等、音程を固定させる楽器はオクターブを単純に12に平均分割した調律であり、平均律というが、この本来の意味は、平均的に音を狂わせてあるという意味である。」と辛く断じています。
(AVヴイレッジ抜粋）
また、同氏は「バッハもモーツァルトもベートーベンも平均律では作曲していない、12個の鍵盤だけで純正律の調律をすると使えなくなる和音が多すぎるため、古代から純正律に近づけるため、いろいろな調律の工夫がされた。
モーツァルト時代に平均律の調律法が確率したが、モーツァルトは大変平均律を嫌った。
またショパンもミーントーン(中全音律)で作曲し、転調の範囲が限られるため、一晩のコンサートでステージに3~4台のピアノを置いていたと伝えられている。」と書いています。
平均律は音楽家たちにはとても評判が悪いものであり、音楽にも誉められる代物ではなかったのです。』
と、苫米地英人博士です。
#612
【癒し系の音楽のほとんどは純正律。】
だと、苫米地英人博士です。次のように解説されます。
『現代人が最も手にしやすい純正律の曲はエンヤのヒット曲の数々です。ヒーリングミュージックの代表である彼女の曲の秘密は純正律を使って作曲、演奏されていたことにありました。
また、ウイーン少年合唱団の天使の歌声も純正律によって鍛え上げられたハーモニーです。
はっきり言ってしまえば、癒し系の音楽のほとんどは純正律で作られていると思ってもらってもあながち間違いではないのです。
美しい和音の響きには人を恍惚とされる力があります。
ローマ教会はピタゴラス音階によって作られている美しい旋律よりも、純正律によって作られる美しい和音に、より人の心を魅了する、すなわち、脳を強烈に刺激する力があると経験的に見抜いて純正律を採用したのです。
しかし、不思議なことに現在私たちの周りにある音楽は純旋律が使われていません。
別の音階が使われているのです。純正律が標準ではない現在だから、エンヤの曲の美しさの秘密は純正律にあったと言われるのです。』
苫米地英人博士です。
#611
『グレゴリオ聖歌がローマ式典礼に変えられたのは、気持ちいいから。】
だと、苫米地英人博士です。
次のように解説されます。
『教皇は自分で聖歌の作曲もしていました。その際、注意を払ったのが歌の終わり方です。
神々しい旋律でゆったりと歌い、最後、終止音を長く伸ばして終わると、歌っている人間も一体感と恍惚間を共有し、気持ちよく終われるのです。
ですから教会旋法と言われる聖歌独特の旋律法それぞれ終止音決まっています。
教皇は聖歌に「不安感」と「安定感」を導入し、人々の心を揺さぶり、操作したのです。
なぜあっという間にヨーロッパ人がローマ式典礼に変えてしまったのかといえば、グレゴリオ聖歌が気持ちよかったためです。
脳に響き、神を身近に感じられるような舞台装置として聖歌があり、反響のいい大聖堂があったためなのです。』
苫米地英人博士です。
【６０１回~６１０回苫米地英人博士の言葉】
#610
『教皇グレゴリウース一世が音楽を積極的にミサに取り入れた。】
と、苫米地英人博士です。次のように解説されます。
『ゴレゴリオ聖歌の成立には諸説あり、有名なのは590年にローマ教皇となったグレゴリウース一世が教会で歌われている聖歌を編集してグレゴリオ聖歌とした説です。
もう一つ７５０年頃にローマ聖歌とガリア聖歌が統合されてできあがったというもので、こちらの説のほうが近年では優勢のようです。
どちらが正しいかはおいておくとして、教皇グレゴリウース一世が音楽を積極的にミサに取り入れ、現在のように日常的に典礼で聖歌が歌われるようにしたのは事実です。』
苫米地英人博士です。
#609
だと、苫米地英人博士です。次のように解説されます。
『同じキリスト教と言いながら、聖歌はその国、その地方ごとに、独自の旋律や独自の歌い方、独自の歌詞がありました。
これをすべてグレゴリオ聖歌に改めることが服従の証でもあったのです。
カール大帝はグレゴリオ聖歌を歌わなければ、その国の司祭を処刑するというお触れまで出しています。
その一方で、教会学校の設立にも積極的に寄付し、その際、自由七科の習得が奴隷ではない自由人にとっての必須の教養であるとします。
武力で制圧し、宗教と教育によって人々を統治していったのです。
大帝もローマ教会の権威を理由し、ローマ教会も大帝の武力に乗っかる形でともにヨーロッパを掌握していったのです。』
と、苫米地英人博士です。
#608
【純正律の流行には大聖堂の完成も関係している。】
と、苫米地英人博士です。次のように解説されます。
『純正律の流行には大聖堂の完成も関係しています。１３世紀から17世紀にかけて巨大な大聖堂が次々に完成しました。
残響効果の高い大聖堂では純成立の「ドとミ」「ドとミｂ」など、音楽用語で3度と呼ばれる和音が美しく響きます。
一方、ピタゴラス音階では振動対比の違いのため、不協和な音になってしまいます。
このため純正律への需要はますます高まっていきました。』
と、苫米地英人博士です。
#607
【純正律のシンプルな数比は、神の手による秩序。】
だと、苫米地英人博士です。次のように解説されます。
『純正律はピタゴラス音階よりも遥かに振動数の比率がすっきりしています。
単旋律はたった一つの真実というキリスト教的なテーゼにかなうものでしたが、当時は数比も神の御印を示すものとして重要視されていました。
シンプルな比率に神は宿るという考え方で純正律の振動数比は極めてシンプルで神の素晴らしさを表現していました。
こういったシンプルな数比は神の手による完璧な秩序をあらわすだけでなく、3つの音によって1つの美しいハーモニーが生み出される、まさに三位一体はキリスト教の中心的教義ですから、数比的にも美しい響き的にも、これ以上望むべくもないほどピタリと当てはまる音階が純正律だったのです。』
苫米地英人博士です。
# 606
【 単旋律がなぜ神のためなのかというと、神の御業はシンプルであるから。】
と、苫米地英人博士です。次のように解説されます。
『中世時代の聖歌は単旋律で歌うと決まっていました。単旋律とは転調せず、一つのメロディで単調になりがちなため、現在ではあまり使われません。
「当時の聖歌が単旋律なのは、まだ単旋律の音楽概念しかなかったから」と主張する人もいますが、西洋人の考え方では音楽は人間のためではなく、神のためにありますから、単旋律にこだわるのも神のためだったのです。
単旋律がなぜ神のためなのかというと、神の御業はシンプルであるという考えに基づいています。
シンプルの最たるものは1。1つの神、1つの真実を称えるのであれば1つの旋律であることが絶対条件だったのです。
学問は神の痕跡を探すためのもので、神の痕跡がシンプルな数字や数比としてあらわれているとされていました。
E=mc 2 が美しいといわれるのは物理の重要法則がこんなシンプルな公式であらわせるからです。
これこそ、まさに神の御業の証明だというわけです。
加えて、単旋律は宗教にとっての大きな実利もありました。我が国でも仏教の声明が単旋律ですが、単旋律の和音をずっと聴いていると人は変形意識状態にたやすく入ってしまいます。
音楽を使ってトリップ状態にし、宗教的な空間を作り上げていたのです。』
苫米地英人博士です。
#605
【西洋では音楽は神が作ったものであり、人間の歌や楽器は自分のためではなく、神のため。】
だと、苫米地英人博士です。次のように解説されている。
『教会にとっての音楽とは、神の御業のひとつ象徴であり、ピタゴラスがピタゴラス音階を作ったのも、万物の根源的な秘密つまり神の作り給うた完璧な宇宙の秘密が宿っていると革新したためでした。
ですから、当時の音楽とは、現在のように人間が聴いて楽しむものではなく、あくまでも神への捧げ物でした。
ここを決して忘れてはいけません。私たち日本人は八百万の神を敬う多神教の信者であるため、一神教を信じる西洋人の考えの基本が理解できていないことが多々ありますが、音楽の考え方もそのひとつです。
音楽は神が作ったものであり、人間が歌を歌ったり楽器を弾いたりするのは、自分のためではなく、神のためというのが大前提にあるのです。
教会音楽があくまでも美しく、神々しいものであったのは、神をあらわし、神に捧げるためでした。
教会がピタゴラス音階を聖歌で採用したのも、その思惑もさることことながら、メロディーの美しさが神を表現するのにぴったりだったことも大きかったのです。』
苫米地英人博士です。
12月のイベント【キングオブトランプ】
昨日の参加ありがとうございます。
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【１０1回11月26(日）のキングオブトランプ11月イベントお知らせ】
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これからも、ご鞭撻とご指導宜しくお願いします。
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11月26日(日）
参加ありがとうございました。
12月24日(日)
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Xmas パーティーをやります。
★会場:喫茶室ルノアール 新宿3丁目ビッグスビル店 4号室
（住所:東京都新宿区新宿2-1ビッグスビル地下2階）5号室
★時間:15:00～
★料金:1,500円
参加者してね！
共催
株式会社オフィステイテイエス
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次回12回になります。
なります。
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🌷【1月26日（日) イベントライブ】🌷
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ありがとうございました。
「フルスロットル❗️❗️」〜何が出るかはお楽しみ！
終わる。
参加してくれた芸能プロタレントさんありがとうございました。
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今月は、11月26日あります。
無
📍❣️
😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇😇
5月26日イベントライブ風景と練習風景
💥💥
https://youtu.be/3x-dCsoOVnM
昨日の初めて出演者女性の方あり、盛り上がりました。
皆様ありがとうございました。
感謝のあまりです。
キングオブトランプは、12月24日(日)にXmasパーティーをやります。
12月28日（木）
😀 会場 なかのZERO視聴覚ホール
🐍開場 13:15〜 開演 13:30
✂入場料 1000円
【出演者】
🎾MC岡太一
🔵ムシャムシャ
🔵コンコン
😀
予定です。
🎯知り合いを誘って紹介者には、入場料の半額をバックします。
😇😇😇😇😇😇😇😇😇
出演者さん、募集してます！
連絡先 担当 高峰
主宰
🔔🔔🔔🔔🔔🔔🔔🔔🔔🔔
〒１６４-0011
株式会社オフィステイテイエス
http://www.office-tts.co.jp/index.html
東京都中野区中央一丁目20番35号A
TEL03-5937-4590
FAX03-5937-4595
東京都中野区中央一丁目20番35号A
ご質問等の連絡先
担当 高峰 03-5937-4590
担当 岡 090-2869-0519
みなさまにお会いできるのを楽しみにしております(^O^)！
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#2
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下記に10月15日に事務所移転しました。
今後ともご鞭撻とご指導宜しくお願いします。
株式会社オフィステイテイエス
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TEL03-5937-4590
FAX03-5937-4595
連絡先 高峰
【キングオブトランプ】
(*^o^*)
